患者さんには、少しでも不安な気持ちや怖い気持ちを和らげていただきたいと思い日々診療にあたっています。歯科医院を怖がるお子さまや、女性の先生がいいという患者さんも、気兼ねなくお越しください。
私の父は50代の時に歯周病で、当時通っていた歯科医師から抜歯しかないと言われました。その時私はまだ大学生でしたので、まだ抜いちゃダメ！ということしか言えませんでした。
その後、歯科医師となり、院長の主人は歯周病専門のため、手術や徹底的な歯周治療、メンテナンスを行い、84歳で他界するまで、自分の歯で好きなものを食べることが出来ました。動けなくなった時に、最後の楽しみはやはり食べることなんだと実感しました。亡くなる数日前まで、肉が好きで焼肉を食べていました!!それも、入院にもソニッケアー（音波歯ブラシ）を持参し、歯磨きも頑張り、きちんとメンテナンスに通院した父の意識改革があったからだと思います。
人生最後まで自分の歯で好きなものを食べられるのは幸せなことです。皆さんにもぜひ自分の歯に関心を持っていただき、歯を守るお手伝いができればと思っております。
診療室の足元の窓からは庭の緑がよく見えます。歯科医院のマイナスイメージをなくし、リラックスして診療を受けていただけたらという思いで、きれいに手入れをしています。ぜひ、季節により変化する庭を楽しみにいらしてください。