院長コラム

歯周病はあまり自覚症状がない

2015.03.02

朝起きた時に口の中がネバネバしたり、口臭が気になったり、歯磨きの時に血が出たりする原因は歯周病かもしれません。歯周病は、細菌の感染によって引き起こされる炎症性疾患です。歯肉溝と呼ばれる歯と歯肉の間の清掃がきちんとできていないと、多くの細菌が停滞し、歯肉の辺縁が炎症を帯びて赤く腫れてしまいます。これが進行すると、歯周ポケットと呼ばれる歯と歯肉の境目が深くなり、歯槽骨と呼ばれる歯を支える土台が溶けて歯がグラグラ動くようになります。その結果、最終的には抜歯せざるをえなくなります。

歯周病は予防もでき治療も可能です。毎日、正しい歯ブラシの方法で歯の表面を歯垢のない清潔な状態に保つことが何よりも大切です。歯周病は、初期・中期には痛みをあまり感じません。痛みや腫れの症状は末期になってからで、それまでは自覚症状がありません。健康の保持のためにも歯科衛生士による専門的なクリーニングやメンテナンスを定期的に受けることが重要となってきます。

ページトップへ